ずり落ちないメンズ靴下「ロングホーズ」とは【ビジネスにも最適】

あなたは1日に何回、少しのイライラとともにスネに両手を伸ばすでしょうか。

足を組んだときや座っている時に「スネが見える」状態では、いくら高価なブランド物や仕立てのスーツを身につけたところで台無しになってしまいます。

しかし、スネの露出は靴下選びを変えるだけで、簡単に解決できてしまう問題なのです。

 

ずり落ちない靴下の決定版「ロングホーズ」とは【スーツにも最適】

出典:Amazon>HAVILAH MODE
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スネの露出はもちろん、一日に何回も靴下を上げる動作をするのは所作として見栄えのいいものではありません。男性としてもう少しスマートに生活したいものです。

そこでおすすめなのが、「ロングホーズ」と呼ばれる形状の靴下です。形状や構造としては普通の靴下と変わりませんが、一番の違いはその長さにあります。通常の靴下は長くてもスネの中ほどまでなのに対し、ロングホーズは膝下まですっぽり覆う長さになっています。

ロングホーズのメリット

ずり落ちにくく、スネが見えない

ロングホーズは長さがあるためにスネが見えないのはもちろん、リブ部の長さがあり、脚に密着する面積が大きいためにズレにくいというメリットを合わせ持っています。

もちろん、長く使用すればいつかはリブもヘタってきますので多少ホールド力は落ちるものの、スネが見えるまでずり落ちるということは皆無に等しいといえます。

スラックスが傷みにくい

スラックスは汗や皮脂により、肌に触れる部分から傷んでいきます。

ロングホーズであれば肌とスラックスの触れ合う面積を小さくできますので、スラックスを汗や皮脂から守ることができるというわけです。

ロングホーズのデメリット

メリットが多いロングホーズですが、従来型の短い靴下に比べてデメリットもあります。しかし、素材選びなどで工夫をすれば解決できる場合も多いです。

スラックスに引っかかる

ロングホーズの生地は素肌に比べて滑りが悪いため、座った状態から立ち上がった際にスラックスが引っかかり、裾が上がってしまうことがあります。特に日本人は脚の形状的にこれが起こりやすく、スラックスの裾幅が細い場合に頻発するようです。

解決策としてはなるべく凹凸の少ない、すべりのよい素材のロングホーズを選ぶとよいでしょう。

たとえば、綿素材であっても「シルケット加工」が施されたものがおすすめです。表面がツルッとした質感になりますので、スラックスが引っかかりにくくなります。

パンツの丈を選ぶ、ずり落ち対策ソックス

ロングホーズの他にも、ずり落ち対策になる靴下は存在します。丈は通常ながらリブ部にずり落ち対策の機構を備え、ずり落ちないようにした靴下です。

しかし結論から言えば、やはりロングホーズがおすすめです。

通常丈のソックスである以上、ロングホーズのように確実にスネを隠すことができません。

特に足を組んだときにはどうしてもスネが見えやすく、加えて近年主流の細身なスラックスは比較的短めに裾上げしたほうがシルエット的なバランスがいいため、以前よりもパンツの丈は短くなる傾向にあります。スラックスの丈が短いということはスネが出やすいことを意味しますから、ロングホーズで確実にスネを隠したほうがいいでしょう。

コスパで選ぶ、おすすめロングホーズ

現在ではコスパに優れたロングホーズが多数のメーカーから販売されています。

もちろん値段に糸目をつけなければ、高級な素材を惜しみなく使用した高級ブランドのものもありますが、靴下は実用品で、コストパフォーマンスが重要です。

思わず買い足したくなる良品をピックアップしましたので、ぜひこの記事をブックマークして、ご自身にあったロングホーズを長くリピートしてみてください。

薄手ロングホーズ編

いわゆる薄手のビジネスソックスをお探しの方に。タイトフィッティングの革靴とも相性がいいです。

ハリソン 10606 エジプト綿 ワイドリブ ロングホーズ

1925年創業の老舗靴下メーカー、ハリソンの定番ロングホーズです。

高級素材とされるエジプト綿を贅沢に使用しています。コットンの靴下というと少し毛羽立った、マットな質感を連想しますが、ハリソンではシルケット加工を施すことでつるっとした、光沢のある仕上がりです。

着用感もとても快適で、部位ごとに締め付けの強さを変えてあるのも特徴です。特にふくらはぎは締め付けすぎないようにしているようです。フィット感はありつつきつすぎないので、ずり落ちる心配もありません。

耐久性についても非常に高く、65番双糸という細番手ながら丈夫な糸で編まれています。洗濯をしても縮みにくいですし、ほかの靴下に比べて数倍長持ちします。

Tabio ロングホーズ

靴下屋でおなじみのTabioもロングホーズを出しています。

ハリソンはベーシックな物が多いのに対し、タビオは柄物が少し充実しています。柄といってもストライプやドットですので、ビジネスにも合わせやすいでしょう。

基本的にはハリソンと同じく綿素材ですが、こちらも「ガス焼き連続シルケット加工」によりシルクのようなつるっとした質感です。裏糸にポリウレタンを配することで、消臭効果が得られるのもポイント。

ハリソンと違って実店舗もあるので、近くに店舗があれば実際に現物を確認できるのも強みでしょう。

中〜厚手ロングホーズ編

HAVILAH MODE ロングホーズ

主にAmazonで展開されている格安ビジネスアイテムブランド「HAVILAH MODE」のロングホーズも有名です。

こちらの強みはなんといってもその安さでしょう。3足組で1600円強ですから、ハリソンやタビオの3分の1程度です。

厚みが通常の綿ソックスほどありますので、上記2ブランドよりも厚手になります。ユニクロやスポーツブランドのソックスからの乗り換えの方には適しているでしょう。

最近になって、カラーバリエーションも増えたようです。

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HAVILAH MODE

ロングホーズを活用して「ずり落ちストレス」から開放しよう

ロングホーズは膝下まで長さがあり、スネを完全に覆い隠すことができます。たとえ短く裾上げされたスラックスを着用していても、スネが露出することはありません。

近年はずり落ち対策が施された、高機能な普通丈のソックスも販売されています。しかし普通丈である以上、足を組んだ時などにスネが露出するリスクは避けられません。

ロングホーズであれば、「ずり落ち」がストレスなビジネスマンの方にはきっと気に入っていただけると思います。ぜひ1足お試しいただき、その効果を実感してください。

加えてこの記事をブックマークしていただき、ぜひリピートしていただきたいと思います。

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