私服に最適なリーガルの革靴は?おすすめのモデルを紹介

「リーガルの靴が気に入っているので、私服でも使ってみたい」

この記事を読んでいる方は、そう考えているのではないだろうか。

筆者も最初の革靴はリーガルだったし、今でも公私問わず愛用している1人だ。

今回はリーガルの靴の中でもカジュアルに使える革靴を、リーガルユーザーの視点から解説していこう。

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リーガルって私服に使えるの?

リーガルは私服に使うことができる。

しかし、黒いドレスシューズは私服には使いづらいため、特に最初のうちはカジュアル向けに展開されているモデルを購入するのがいいだろう。

カジュアルに使える革靴は「デザイン」と「素材」で選ぶ

カジュアルで使える革靴かどうかは「デザイン」によって大きく左右される。特に初心者のうちはフォーマルなデザインを外すことがおすすめだ。

デザインには大きく2種類ある。それは「靴の形」と「つま先のデザイン」だ。靴の形が丸く、つま先のデザインがカジュアル向きであれば、オフで使っても問題ない。

素材も重要だ。スエードや型押し革を使ったものであれば、カジュアルにも使いやすい。

今回はリーガルの中でも「グッドイヤーウェルト製法」という製法の靴を中心に紹介していく。比較的高価ではあるものの、靴底を張り替えながら長く使うことが可能だ。

これらを踏まえた上で、カジュアルでも使いやすいリーガルの革靴を紹介していこう。

プレーントゥ

カジュアルで使いやすいプレーントゥかどうかは「靴の形」が決め手だ。

プレーントゥはオンオフ使えるデザインの代表格だが、カジュアル向きのものとビジネス向きのものとの差が最も分かれるデザインでもある。カジュアルで使えるプレーントゥは「形が丸いもの」が決め手だ。

リーガル 2504

1960年代から続くリーガルのロングセラーモデル。

アメリカ靴を思わせる丸いシルエットが特徴だ。この靴は例外的にオンオフ両方で使える靴で、ジーンズからスーツまで幅広く対応できる。色は黒とバーガンディーの2種類があるが、これくらい丸いシルエットであればどちらでも私服に合わせることができる。

リーガル 2236

こちらもリーガルのロングセラーモデルで、「インペリアルグレード」という少しグレードが高いラインの靴だ。表革にグレインレザーが使われていることで、素材でカジュアル感を演出している。2504と違ってスーツスタイルには合わせることができないが、カジュアルでは非常に使いやすい1足になるだろう。

ウイングチップ

「プレーントゥでは今ひとつカジュアル感が弱いな・・・」と思った方におすすめだ。

ウイングチップはプレーントゥに比べてカジュアル感を演出しやすい。靴のデザインが複雑になっているため、存在感を演出することができるからだ。

スマートなウイングチップを選べばスーツスタイルとも相性がいいが、今回はなるべくカジュアル向きのウイングチップを紹介しよう。

リーガル 2235

グレインレザーに加え、アメリカ靴を思わせるウイングチップのデザインが施されている。存在感が大きいため、完全にカジュアル向きと考えていいだろう。

こちらも「インペリアルグレード」の靴で、1972年の発売から50年以上販売されているロングセラーだ。耐久性も高く、底の張替えが可能な「グッドイヤーウェルト製法」で作られている。

Shoe&Co ウイングチップ

Shoes&Coはリーガルが展開しているレーベルのひとつだ。「スニーカー世代に革靴を広めたい」という想いのもと誕生し、若い世代にトラディッショナルな革靴を提案している。こちらのウイングチップもアメリカ式だが、一般的なスムースレザーを使用している。2235ほどのゴテゴテ感がなく、合わせる服を選ばないだろう。ダークブラウンの設定があるため、「黒靴は重たいけど、2235の茶は明るすぎる・・・」という場合にもおすすめだ。

シェットランドフォックス コードヴァンウイングチップ

シェットランドフォックスはリーガルの上級レーベルだ。トヨタで言うレクサスのようなものと考えればいいだろう。

甲革に高級素材のコードヴァンを使用し、リーガルと違って英国式のデザインに仕上げている。そのため、比較的スマートなカジュアルスタイルにも使えるだろう。

ただしコードヴァンは水に弱く、お手入れにも慣れが必要だ。また、値段がどうしても高くなってしまう。近年は農耕馬の減少により、満足な生産量を確保できていないためだ。しかし、革靴のお手入れが得意で、そうした手間のかかる希少な素材を楽しんでみたい方には是非チャレンジしていただきたい。

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Uチップ

ウイングチップなみににカジュアル路線なのがUチップだ。それでいてスッキリとした造形なのがポイントだが、つま先にU字型に配された「モカステッチ」がカジュアル感を演出する。他ブランドで有名なのはパラブーツの「シャンボード」あたりだろう。

Shoe&Co Uチップ 

グレインレザーとリッジウェイソールで雨の日にも強い仕上がりとなっている。Uチップはアメリカやフランス製のものが有名だが、この靴の場合は英国的な雰囲気も感じさせるのがポイントだ。これならジャケパンスタイルからフライトジャケットなどを使ったカジュアルスタイルまで、幅広く対応できるだろう。「ウイングチップのゴテゴテ感はちょっと・・・」という人にもおすすめできる。

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リーガル JU15

構造が単純なステッチダウン製法を使用しているため、価格がお手頃なUチップだ。

ソールには低反発のスポンジソールが使われているため、コンフォートな履き心地もポイント。靴のシルエットが丸いため、黒であっても私服との相性はいい。

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ローファー

ローファーは完全にカジュアルな革靴で、もちろん私服とも相性がいい。履き口が大きく肌の露出が広いため、特に春夏には重宝するアイテムだ。

ローファーの場合はマッケイ製法など軽い作りのものが主流ではあるが、リーガルでは複数回のソール交換が可能なグッドイヤーウェルト製法の商品も展開されている。

ただしローファーはサイズ選びが難しいため、革靴の正しいサイジングが肝になる。一度靴屋さんに足を運び、自分の適性サイズを把握しておこう。決してスニーカーと同じサイズを選んではいけない。

リーガル 42VR

マッケイ製法で作られたスタンダードなローファー。ローファーの原点であるG.H.Bassのようなアメリカントラッドなテイストとなっている。レザーソールなので屈曲性も高く、ローファー本来の履き心地を味わうことができる。クールビズから私服までどんな服装にも違和感なくハマるだろう。学生だけでなくスニーカーに飽きた大人の方にもおすすめできるモデルだ。

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リーガル 51VR

こちらは革にこだわりがある人向け。42VRのガラスレザーは表面加工がされているため、レザー特有の経年変化が起こりづらい。しかしこのモデルはホーウィン社の「クロムエクセル」というオイルレザーが使われているため、よりナチュラルな質感となっている。お手入れができる方であれば、長期的にはガラスレザーよりもこちらのほうが長持ちするだろう。というのも、ガラスレザーは数年使うとどうしてもひび割れてくるからだ。

ベージュやバーガンディといった色も用意されているため、革靴そのものを楽しみたい方にもおすすめだ。

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リーガル JJ16

グッドイヤーウェルト製法のため、安定感のある見た目になっている。また、マッケイ製法と違って複数回のソール交換に対応しているのもポイントだ。

カジュアルに相性のいい丸いシルエットで、かつシボ革素材のため表情をつけることができている。

ただしグッドイヤーウェルト製法のローファーはサイズ選びを慎重に行おう。ネットで買う場合も、返品制度をうまく利用して複数のサイズを試すべきだ。

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シェットランドフォックス ルートン

イタリアンテイストのスマートな形となっているため、少し変化球の提案となる。ジャケットスタイルなど、比較的きれいめの私服を着る人に向いている靴だ。

このくらいドレッシーであれば、スーツに合わせる人もいるだろう(もっとも、ローファーである以上個人的にはおすすめしない)。

素材も上質で作りも凝っているが、その分お値段も高い。しかし、いいものを求める大人の方には自信を持っておすすめできる。

 

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