革靴を裸足で履くのはあり?

「裸足で革靴を履く」ことがメジャーになりつつある。

一昔前なら「○田純一スタイル」と揶揄されただろうが、今でも賛否両論あるだろう。

今回は「裸足で革靴スタイル」と注意しなければならないことについて解説していこう。

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裸足で革靴を履くメリット

なぜ人は裸足で革靴を履くのか?それはファッション性と機能性の両方の要因がある。

おしゃれに見える

「裸足に革靴」というのはイタリア人が好むスタイルだ。そのため、「おしゃれ」として認知されている。イタリアのファッション見本市「ピッティ・ウォモ」では、例年裸足に革靴スタイルの格好をしたバイヤーが集まっている。

実は石○純一も1980年代に裸足でローファーを履くイタリアのビジネスマンに影響を受け、このスタイルを取り入れたのだという。イタリアでは昔から当たり前の光景なのだろう。

蒸れないので快適

革は吸湿性があるため、意外に蒸れない。ただし、これは内装にレザーが使用された靴の場合だ。

足は1日にコップ1杯分の汗をかく。靴下を履いていると汗を溜め込んでしまい、常にジメジメした環境になってしまう。そのため、汗を溜めこむ層が1枚なくなる効果は大きい。

裸足で革靴を履くときの注意点

しかし、裸足で革靴を履くのはいいことばかりではない。ファッション性と機能面の両方でデメリットが存在する。

すね毛が見える

本来メンズファッションでは「下半身の素肌を見せる」というのはタブーとされている。「裸足に革靴」は今でこそ市民権を得ているものの、あくまで掟破りのスタイルであることは知っておこう。

ただし、すね毛が見えているのは論外だ。裸足で革靴を履くのであれば、最低限剃毛や脱毛の処理はしておこう。

靴擦れする

靴擦れは固い革と柔らかい足の皮膚が擦れ、後者が負けて傷つくことで起こる。靴下という防具がないので、ダメージは必ず大きくなる。

革靴はスニーカーやサンダルと違って固くできている。特に新品の場合はほぼ確実に靴擦れをすると考えるべきだろう。

また、意外と見落としがちなのが靴の「ベロ」と呼ばれる部分だ。ガラスレザーなどの固い革でできた靴の場合、ベロが素肌に刺さってとても痛い。ローファーであれば心配はいらないが、紐付きの革靴を裸足で履く場合は注意しよう。

定期的に「丸洗い」が必須になる

靴下がない分、革靴は大量の汗を吸ってしまう。これを放置すると革靴の寿命を縮めるばかりか、水虫のリスクも高まってしまう。

溜まった汗を定期的に落とすことできれいな状態を保ち、革靴を長持ちさせよう。

汗は水溶性の汚れなので、水洗いが最も効果的だ。自分でやるのが不安な場合は業者に任せてもいいだろう。ファブリーズなどは溜まった汚れを出すことができないため、十分ではない。

許されるのはカジュアルなシーンだけ。ビジネスシーンでは避ける

ビジネスシーンでは「裸足に革靴」スタイルは控えよう。「スーツに革靴なら何でもビジネススタイルという思考回路からは脱却すべきだ。

時々くるぶしを丸出しにするサラリーマンを見かけるが、ビジネスマナーとしてはアウトだ。服務規程上問題がなくても素肌が見えないよう気を配ろう。特に相手の年齢層が高い場合、「失礼」の烙印を押されることも少なくない。同様の理由でスポーツソックスもアウトだ。

フットカバーを使うことも考えよう

革靴を素足で履くのは靴擦れや衛生面で不安がある。しかし、素足「風」に見せるのであれば「フットカバー」を使うのも手だ。

一番発汗量が多いのは足の裏だが、ここをカバーするだけで靴が吸収する汗の量を大幅に調整することができる。また、指まわりなどの擦れやすい部分を一通り守ることができるため、靴擦れ対策にも効果を発揮する。

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